① カッター車(舗装版切断工)
<小型>
長さ4,730mm 幅1,690mm
<中型ロング>
長さ6,140mm 幅2,180mm
<中型ショート>
長さ5,200mm 幅1,890mm
<大型>
長さ6,825mm 幅2,260mm
<カッターブレード>
<H・G工法用切断ブレード>
② クレーン付きトラック(蓋高調整工)
工事に使う機械工具類や保安器材、鉄蓋、ブロック、撤去した瓦礫や残土の運搬を行う。
③ プラント車(舗装復旧工)
ミキサー、発電機を装備して、SFモルタル、ERアスコン骨材等を運搬します。
● セイフティーフラット工法は機械化と使用材料の工夫により一箇所当たりの施工が早い。
● 舗装切断は、残る舗装に影響を与えないよう垂直に切り離すので、舗装取り壊しが容易で、カッターブレードを必要最小限の径で選ぶことで、材料と廃棄物の減少が図れます。
● ガードレール等に接近した場所や境界ブロックと舗装も一緒に切断でき、脱着式防音カバーを取り付けることで、切断騒音を軽減できます。(10m離れたところで75㏈以下)
● 舗装切断厚さは、500mm、段切で1,000mmまでは切断できます。
● 舗装復旧材E・Rアスコンは、必要な量を現場で作るので無駄がなく、バインダーの軟化点は80℃以上で飛散抵抗性に優れ積雪寒冷地にも適している。また、通行車両の荷重や、路面温度の上昇により流動したり、変形が少なく密粒用と排水用が有ります。
※ ERアスコン密粒用、排水用ともに60℃の供試体で行うマーシャル安定度(kN)、動的安定度DS(回/mm)は舗装設計施工指針の基準値を満足しています。
マーシャル安定度試験
ホイルトラッキング試験
(公財)なごや建設事業サービス財団
名古屋建設技術センター
セイフティーフラット工法を動画でご紹介
施工方法
<前処理工>
鉄蓋を取り除く
PB蓋に替える
アスフアルト合材で埋める
<舗装工事>
※鉄蓋が無いので機械は連続して施工ができ、舗装優先の平坦な品質の良い舗装がでます。
<後処理工>
後処理工の写真はハイ(H)グレード(G)P・B工法です。
P・B蓋<レンタルします。>
上面
下面
※安全荷重は、輪荷重10tの3倍、鋳鉄製で錆による強度低下はありません。
セイフティーフラットPB工法の効果
● 沿道環境の保全
舗装後に鉄蓋を舗装の高さに合わせ設置するので、通行車両による騒音、振動が発生しない舗装ができます。
● 工事の安全
工事期間中はマンホール等の突起物がないので安全対策が容易となり、通行者、車両、積荷等の安全が確保できます。
(注意を促す看板、舗装時の段差擦り付けと撤去、保守が不要となる。)
● コスト削減と工期短縮
切削工、舗装材の敷き均し、転圧が連続的に行えるとともにマンホール周りの手作業による工程が無くなり、大幅に施工能率が向上し、工期短縮、コスト削減が図れます。
(機械損料及び運搬費、人件費、管理費等)
● 舗装品質の確保
舗装工事では、マンホールが無いので、均一な舗装材の締め固めが行えるとともに、舗装計画高を優先に施工できるので平坦な舗装ができます。
(舗装品質が保たれることで、舗装のランニングコストの削減が図れます。)
(交通量の多い道路や沿道対応として、下水等管路設備工事の舗装復旧にP・B工法を採用する場合も多くなり、下水では雨水の浸入による処理水の軽減を図ることを目的にするケースも有ります。)
PB工法を動画でご紹介